筆柿

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サイズも価格もお手頃!筆柿

プロフィール

別名珍宝柿
分類不完全甘柿
9月下旬~10月
主な生産地愛知
重さ100g程度

食味・特徴

「ふでがき」あるいは「ちんぽうがき」と呼ばれます。

シーズンになると、袋入りパックになったものがスーパーに並びます。

不完全甘柿」という分類で、たいてい甘柿なんだけど、ときどき渋いヤツもいるという、ロシアンルーレット的な甘柿です。

禅寺丸も不完全甘柿…

渋柿はセンサーで選別され、しっかり脱渋したものが出回るので、お店で渋いのを引いてしまうことはないです。

黒いところを「ゴマ」と呼んだりする。
熟したもの。種の周りがプルプル。

完熟は種の周りの食感が最高なだけに、実の方がパサついてきちゃうのが、もったいない…

外皮はごく淡い干し草のような香りです。
中はなかなか複雑で、田舎を思わせるような素朴さを含む、フレッシュな香りがします。

若いものはサクサクして、酸味はなく、さっぱり甘いです。
果皮の固さは標準的で、まるごと食べることもできる。
ただしサイズの割に種が大きく、しかもたくさん入っているので、思いきって齧らないようにご注意を。

甘い筆柿ほど、種が多いからね。

おやつにぴったりなサイズ。
そして何より価格が手頃なのが、うれしいポイントです。

136g。2023年は大きいのが多い。
上から
下から
ヘタ側のくびれがないものもある

まとめ

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  • 不完全甘柿で、渋が残るものは脱渋して売られる。
  • 外皮はごく淡い干し草のような香り。
  • 中は田舎を思わせるような素朴さを含む、フレッシュな香り。
  • サクサクして、酸味はなく、さっぱり甘い(秋王の甘さを10とすると筆柿は5~6くらいかな)。
  • 種が大きく、たくさん入っていることが多い。
  • 熟すと種の周りのプルプル食感が増す。

参考

「特産品紹介【筆柿】」(ネット農業あいち)(https://www.pref.aichi.jp/nogyo-keiei/nogyo-aichi/tokusanhin/fudegaki/index.html)

「特産果樹生産動態等調査」(農林水産省)(https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/tokusan_kazyu/)

以上を参照しました。

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