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くわい
プロフィール
別名 | 田草、燕尾草、クワエ |
旬 | 11月~1月 |
主な生産地 | 広島 |
分類 | オモダカ科 |
食味・特徴
漢字では「慈姑」です。
11月下旬~年末にたくさん売り出される、冬季限定の野菜です。
「黒くわい」は主に中国から“馬蹄”という名前で輸入されています。
炒め物などの料理のほか、タップティム・グロープというタイのデザートにも使用します。
一方、日本で生産されているのはほとんど「青くわい」という、ちょっと青っぽい色をしたくわいです。
さつまいもと同じく塊茎を食べる野菜で、先端の芽の部分は地面の下方向に伸びています。
塊茎および芽は、主に煮物に用いられます。
芽が出ているので“おめでたい”とかけて、お正月料理として有名ですね。
皮は包丁で剥きやすく、滑ることもありません。
芽の部分の皮は手で剥がせます。
カットしただけではほぼ香りはなく、加熱してはじめて芋に似た独特な香りが立ちます。
食感は芋に似ているけど、サクサクとホクホクが混在していて個性的です。
味は甘みとほんのり苦みがあります。
かなり好き嫌いが分かれて、さらに近年では「食べたことがない」という人も多いです。
日本と中国しか食用として栽培していないので、是非一度は食べてみて欲しい貴重な野菜です。
まとめ
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- 冬季限定の野菜。
- 葉っぱと茎が農具のクワのような形をしている芋だから「くわい(も)」。
- さつまいもと同じく塊茎を食べる。
- 食感はサクサクとホクホクが混在していて個性的。
- 甘みとほんのり苦みがある。
- 日本と中国しか食用として栽培していない。