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元祖みかん!橘
プロフィール
別名 | 非時香菓 (トキジクノカグノコノミ、トキジクノカクノミ)、大和橘(ヤマトタチバナ)、ニッポンタチバナ |
分類 | 柑橘 |
旬 | 10月~12月 |
原産地 | 日本 |
重さ | 10g~30g程度 |
交配など | 九州、四国、山陽、近畿南部などに自生。 |
食味・特徴
「たちばな」と読みます。
日本に古来から自生する在来種です。
ずっと昔からあるはずなのになかなか目にする機会がなく、スーパーでも一度も扱ったことがありません。
野生の橘は絶滅危惧種に指定されてるみたい。
このたびはファーマーズマーケットで、ようやく入手することができました。
外皮は薄くて実から離れやすいので、みかんのように手で剥くことができます。
すると柚子のような香りが立ちます。
種がいっぱい入っていて、可食部は少ないです。
果実全体で2つ程度のものもあるけど、およそたくさんの種が入っています。
ふたつ上の、皮を剥いた写真の果実には、すべての房に一つ以上種が入っていました。
ちなみに、つぶつぶの膜は果実のサイズ相応に薄いのに、房の皮は温州みかんと同じくらいの厚さ・固さです。
味は温州みかんより酸っぱく、柚子より甘くて、ちょうどみかんと柚子の中間のみたいです。
同封の紙に「柚子はこの橘が親となり生まれた柑橘です」と書かれていますが…本当??
ただ、本当に香りは柚子そっくりです。
今回購入したものはおよそ10g前後でしたが、30gほどまで大きくなるものもあるようです。
まとめ
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- 日本に古来から自生する在来種。
- みかんのように手で剥くことができる。
- 柚子のような香り。
- ほとんどの果実に、たくさんの種が入っている。
- 味は温州みかんより酸っぱく、柚子より甘い。