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みかんのような…たまみ
プロフィール
分類 | 柑橘 |
旬 | 1月中旬~3月上旬 |
生まれ | 愛媛 |
重さ | 75g~150g |
交配 | 清見×ウイルキング |
食味・特徴
見た目はかなりみかんに近いけど、温州みかんのかけ合わせではない、謎の柑橘です。
東京では2024年にファーマーズマーケットではじめて見ました。
愛媛や和歌山などで多く生産されているようなので、もしかしたら西日本では手に入れやすいかもしれません。
果皮も果汁もトーンが低く、柑橘らしからぬ落ち着いた香りです。
外皮は剥きやすく、みかんのような感覚で食べられます。
房の皮は温州みかんより厚めで、少し苦いかなと思いました。
だけどそれほど強い苦味ではなく、房の皮は若干取りづらいので、そのまま食べてしまうのが楽です。
そして、つぶつぶのシャクシャクした食感が、よりはっきりと感じられるように思います。
まろやかな酸味で、食感も相まって とてもさっぱりしています。
こぼれ話
スマイルカット
オレンジなど、皮を剥きにくい柑橘はよく「スマイルカット」にして提供します。
そのままかぶりついて食べやすいので、とても便利です。
果実の赤道面で二つに切って、断面から皮側に向かって くし切りにします。
子どもの頃、どうしてこんな形になるか理解できなくて困った。。
何度も練習したら、なんとなく切れるようになったよ。
みかんのように手で皮が剥ける柑橘でも、スマイルカットのほうが食べやすいこともよくあります。
難しい切り方ではないので是非習得して、おいしい柑橘をいっぱい楽しみましょう。
まとめ
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- 清見とマンダリンから生まれた、みかんのような柑橘。
- 外皮は剥きやすく、みかんのような感覚で食べられる。
- 果皮も果汁もトーンが低く、柑橘らしからぬ落ち着いた香り。
- 房の皮はちょっと厚くて苦味があるけど、そのままのほうが簡単で、つぶつぶの食感も楽しめる。
- まろやかな酸味で、食感も相まって とてもさっぱりしている。
参考
「柑橘類情報シート」(愛媛県)(https://www.pref.ehime.jp/h35500/kankitsu/documents/00.pdf, pp.19) を参照しました。