知る人ぞ知るブランドコーン!嶽きみ
プロフィール
旬 | 8月中旬~9月 |
生産地 | 青森 |
分類 | イネ科 とうもろこし |
「だけきみ」と読みます。
青森岩木山のふもとにある「嶽(だけ)」という地域で生産されます。
そして「きみ」というのは生産地の方言で、とうもろこしのことです。
意味がわかると、とても親しみやすいネーミングですね。
地域の気候条件から、とても甘くておいしいとうもろこしになります。
食味・特徴
お盆の頃、青果店で売り出されます。
知っている人はこぞって買っていくので、いつも閉店前に売り切れです。
私も狙っていたのですが、今年は買いそびれてしまいました。
ホントは8月で終わったんだけどね、偶然入荷できたんだよ。
今年はホントに これで最後!
9月上旬のファーマーズマーケットに立ち寄ると、奇跡的に入手できました。
2023年は猛暑の影響で、すでに出荷は終わっているようです。
とうもろこしは鮮度が命なので、購入したらなるべく早く、その日のうちに茹でます。
豊かな香りが立ちこめて、期待感が高まります。
しばらく冷ましたら、ついにご対面。
プリッとした粒にかぶりつくと、プチッと弾けて甘~い果汁が溢れて…
もはや「フルーツ」といっても差し支えないんじゃないかな、と思うほど 甘くてジューシーです。
茹でたあと、バター焼きなどにしてもおいしい!
でもまずは、あえて味をつけず、そのままを堪能したい…そんなとうもろこしです。嶽きみって。
こぼれ話
とうもろこしの茹で方(レンジ)
とうもろこしはレンジで茹でるのが、早くて暑くなくてオススメ。
◼️ とうもろこしの茹で方
① 皮を2~3枚残して剥がし、水にくぐらせる
このひと手間で、水で茹でたときと同じようなプリッとした食感になります。
② ラップに包んでそのまま加熱
③ このまま粗熱をとる
以上のように、とてもシンプル。
じつは、皮を取らずにレンジに入れる方法もあります。
この場合皮の水分があるので、水にくぐらせなくても大丈夫。
皮の風味が移って、少しワイルドな食味になります。
まとめ
- 青森県の地域限定とうもろこし。
- 8月中旬~下旬、出会える可能性が高い。
- 売り切れ必至。
- 実店舗だと青果店やファーマーズマーケットで入手可。
- 購入したら、できる限り早く茹でるのが重要。
- 塩味を加えなくても、甘くてジューシー。
参考
「津軽のいろいろ 第14回」(JR東日本 秋田支社)
(https://www.jreast.co.jp/akita/meettheheart/column/article14.html)
「とうもろこし|R3.8.26」(東北農政局)
(https://www.maff.go.jp/tohoku/syouan/blog/202108.html)
以上を参照しました。