タロッコオレンジ

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タロッコオレンジ

プロフィール

分類柑橘
3月~4月
原産地地中海沿岸
主な生産地愛媛
交配などサンギネロ品種の自然変異

食味・特徴

モロオレンジ同様、「ブラッドオレンジ」と呼ばれる柑橘です。
イタリアで多く流通している品種ですが、現在は国産のものがよく出回っています。国産は3月~4月が旬です。

モロは少し前からしばしばあったけど、タロッコは2023年にはじめて見つけました。
2024年は出回る期間が長い分、タロッコのほうがよく見られました。

外皮はモロよりも黄みが強く、少し濃いめのオレンジ色のことが多いです。
つやつやとしているけど意外と湿度があって、オレンジと同じような香りがします。

トップ画とまた別の個体。

ネーブルオレンジと比べて、果皮の裏の白い部分が
粗く脆いのが特徴的です。

反対に、白い部分の密度が高くてきめ細かい柑橘は「はるひ」「日向夏」などだね。

4月の頃、日向夏を扱ったあとにタロッコオレンジをカットすると、中身の赤い色だけでなく白い部分の質感にも驚かされます。

断面。グラデーションが美しい。
また別のタロッコ。

個体によって、断面の色の入り方が違います。

果汁は外皮同様、オレンジと同じ香りです。
味については、見た目からは想像がつかないほどまろやかでやさしいです。

穏やかだけど薄いわけでもなく、なかなか奥深い味わいがある柑橘です。

上から
下から

サイズはまちまちだけど、モロオレンジよりも大きいことが多いです。

まとめ

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  • モロオレンジ同様、「ブラッドオレンジ」と呼ばれる柑橘。
  • 国産は3月~4月が旬。
  • 外皮はつやつやとしているけど意外と湿度があって、オレンジと同じような香り。
  • ネーブルオレンジと比べて、果皮の裏の白い部分が粗く脆いのが特徴的。
  • 個体によって、断面の色の入り方が違う。
  • 果汁は外皮同様、オレンジと同じ香り。
  • 味はまろやかでやさしく、穏やかだけど薄いわけでもなく、奥深い味わいがある。

参考

「Tarocco Blood Oranges」(Specialty Produce)(https://www.specialtyproduce.com/produce/Encore_Mandarins_6289.php)

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