目次
つるむらさき

プロフィール
旬 | 6月~8月 |
原産地 | 東南アジア |
主な生産地 | 福島、宮城 |
分類 | ツルムラサキ科 |
食味・特徴
東南アジア原産の葉物野菜です。ハウス栽培が盛んで6月~8月が旬となりますが、露地物は10月頃まで出回ります。
「赤茎種」と「青茎種」があり、スーパーに多く出回っているものは青茎種のほうです。葉っぱが大きく癖が少なく食べやすいのが特徴です。
このたび購入したものは、野菜としては珍しい赤茎種で、こちらが原種になります。

たいていの葉もの野菜はアブラナ科(きゃべつの仲間)か、キク科(レタスの仲間)のどちらかですが、つるむらさきはツルムラサキ科ツルムラサキ属という独特な野菜です。
さらに辿ると「ナデシコ目」…ほうれんそうやビートなど、ヒユ科と近い流れであることがわかります。
つるむらさきは土っぽい、まさにビートに通じるような独特の香りをもちます。茹でると土の香りは穏やかになります。サクサク食感で、オクラのようなぬめりが出ます。
味は仄かに苦味がありますが、赤茎種でもそれほど癖は強くありません。ほうれんそう同様、3~5cmに刻むと食べやすいです。


まとめ
check
- 東南アジア原産の葉物野菜。ハウス栽培が盛んで6月~8月が旬となる。
- 「赤茎種」と「青茎種」があり、スーパーに多く出回っているものは癖の少ない青茎種。赤茎種は原種。
- 分類的には、ほうれんそうやビートなどヒユ科と近い流れ。
- 土っぽい、まさにビートに通じるような独特の香りをもつ。
- 茹でると土の香りは穏やかになる。サクサク食感で、オクラのようなぬめりが出る。
- 味は仄かに苦味があるけど、赤茎種でもそれほど癖は強くはない。ほうれんそう同様、3~5cmに刻むと食べやすい。