あたご梨

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あたご梨

プロフィール

分類
11月~12月
生まれ東京
主な生産地岡山、鳥取、大分
重さ600g~1000g
交配天の川×長十郎(?)

食味・特徴

あたご梨は漢字で「愛宕梨」。東京の愛宕山付近で育成されていたことが由来のようです。ときに1kgを越える巨大な晩生梨として有名です。

今回は631g。小玉なほうだけど大きい。

旬は11月から12月になりますが、貯蔵性が高いので、2月頃まで出回ります。

果皮はゴム製品の匂いと野草のようなグリーンノートが混ざった独特な香りがします。果汁の香りは一般的な赤梨と同じ系統ですが、中でもより香り立つ感じがします

外皮の苦味がほとんどなく、梨の中ではおいしいほうですが、食感的にはやっぱり取ったほうが食べやすいです。
果肉は柔らかいけど組織はそれほど粗くないです。酸味がはっきりしていながら甘味も十分にあり、晩生梨の中ではかなりおいしいと思います。ジューシーで食べごたえある梨です。

上から
下から
断面

かつては二十世紀と今村秋の交配だと考えられていましたが、遺伝子解析の結果、天の川と長十郎から生まれたと推察されています。

まとめ

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  • 東京の愛宕山付近で育成されていたことが由来。
  • ときに1kgを越える巨大な晩生梨として有名。
  • 旬は11月から12月。翌年2月頃まで出回る。
  • 果皮はゴム製品の匂いと野草のようなグリーンノートが混ざった独特な香り。
  • 果汁は一般的なな赤梨と同じ系統の香りだが、中でもとくに香り立つ感じがする。
  • 果肉は柔らかいけど組織はそれほど粗くない。
  • 酸味がはっきりしていながら甘味も十分ある。
  • ジューシーで食べごたえあり。
  • 天の川と長十郎から生まれたと推察されている。

参考

「特産果樹生産動態等調査」(農林水産省)(https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/tokusan_kazyu/) を参照しました。

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