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バナナハート

プロフィール
旬 | 7月~9月 |
主な生産地 | フィリピン |
分類 | バナナ |
食味・特徴
バナナのつぼみの部分です。苞(赤い皮)を剥がすと中にバナナのもとがあります。

果皮ややしっとりしています。タケノコにも似ていますが、うぶ毛はありません。
ほのかにスパイシーな香りがします。

「バナナ」なだけあって、つぼみも大きいです。ただ赤い苞をたくさん剥くので可食部はけっこう小さくなります。

食べるのは苞の内側の白い部分とバナナのもとです。
バナナのもとの中には黒色の固い雌しべが入っているものがあり、これは取り除きます。

調理するときは、加熱する場合も生でサラダにするときも、必ずアク抜きをします。そのままだと、かなり渋いです。
好みのサイズカットした後たっぷりの水(あるいは酢水)に一晩漬けるだけで、およそアクは抜けます。水やバナナハート自体が茶色く変色しますが、それが標準です。アクが抜けきらないと舌の感覚が粉っぽくなります。
なんとなくバナナに近い香りはありますが、言われなければ普通に癖の少ない“野菜”です。
サラダや和え物、炒め物や煮物にも使えるようです。炒め物は火が通ってもサクサクで、とても食感が良いです。


まとめ
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- バナナのつぼみの部分。苞(赤い皮)を剥がすと中にバナナのもとがある。
- 果皮ややしっとりしていて、タケノコにも似ているものの、うぶ毛はない。
- ほのかにスパイシーな香りがする。
- 「バナナ」なだけあって、つぼみも大きいけど、赤い苞をたくさん剥くので可食部はけっこう小さい。
- 加熱する場合も生でサラダにするときも、必ずアク抜きが必要。そのままだと、かなり渋い。
- 一晩水に浸けるだけでアクは抜けるけど、必ず茶色に変色する。
- なんとなくバナナに近い香りはあるものの、言われなければ普通に癖の少ない“野菜”。
- サラダや和え物、炒め物や煮物にも使える。炒め物は火が通ってもサクサクで、とても食感が良い。