晩白柚

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一玉で三度おいしい!晩白柚

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プロフィール

分類柑橘
1月~3月
原産地マレー半島
主な生産地熊本
重さ1kg~2.5kg

食味・特徴

「ばんぺいゆ」と読みます。
マレー半島原産の大きな文旦の仲間です。

小さいサイズのもので、このくらい。

日本では多くが熊本県で生産されています。
近年では年始から早春の期間、スーパーにもよく並ぶようになりました

初めて買ったときは、皮が厚すぎてびっくりしました。
もしかしたら半分くらい外皮かもしれません。

断面。外皮が非常に厚い。

果肉はベリーに似た風味で甘味が強く、酸味は少ないです。
味は土佐文旦に似ています。
外皮が顕著ですが、果肉にも春菊にも似たハーブのような香りが少し混ざります。

房やつぶつぶの膜の厚さは、他の柑橘と次元が違います。
房の皮はまるでビニールのよう。
剥くときにどうしようか…と考えてしまいますが、グレープフルーツの切り方がけっこう参考になります。
果汁は少なめで溢れることがないので、つぶつぶはザクザクと食べやすいです。

外皮は捨てずに、黄色いところと白いところに分けます。

何回か茹でこぼすのでちょっと手間がかかるけど、白いところは砂糖漬けにするとおいしいです。
晩白柚だからこそ実現する、とてもやさしい食感です。

晩白柚の果皮の砂糖漬け

黄色いところは多くの柑橘同様にマーマレードにしたり、お風呂に入れたりして楽しめます。

果肉と、外皮の白いところと、黄色いところ。
三種類の楽しみ方ができる、お得な柑橘なのです。

上から
下から
今回は980g

スーパーで出回るものはM~Lサイズが多いようで、だいたい一玉が1kg~1.5kgくらいです。
果皮が厚く丈夫ですが、重たいので気をつけて持ち帰りましょう。

まとめ

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  • 熊本県で多く生産されている文旦の仲間。
  • 年始から早春の間、スーパーにも並ぶことがある。
  • 果肉はベリーに似た風味で甘味が強く、酸味は少ない。味は土佐文旦に似ている。
  • 春菊にも似たハーブのような香り。
  • 果汁は少なめで、つぶつぶはザクザク食べやすい。
  • 外皮の白いところは砂糖漬け、黄色いところはジャムやお風呂に入れて利用できる。
  • スーパーでは比較的小さめサイズをよく見かけるけど、多くは1kg以上の重量がある。

参考

「晩白柚(ばんぺいゆ)の食べ方・むき方・選び方・皮レシピ。熊本県八代名産の世界一の柑橘類果物が万能すぎる!」(くまきゅー)(https://kumaque.com/food/1474)

「特産果樹生産動態等調査」(農林水産省)(https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/tokusan_kazyu/)

以上を参照しました。

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