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その形はまるで富士山!富士柿
プロフィール
分類 | 完全渋柿 |
旬 | 11月~12月 |
主な生産地 | 愛媛 |
重さ | 400g~500g |
交配など | 蜂屋柿の枝変わり? |
食味・特徴
スーパーでもよく出回っている柿のひとつです。
渋柿なので脱渋してあります。
とても大きくて、お山のようなとんがった形が特徴です。
基本種がなく、種が入っている場合、とくに糖度が高くておいしいです。
香りは甘く、西条に似ています。
味はというと、熟度等によって差が大きいものの、
おそらく秋王を10としたら7~10ほど。
いずれにしても十分甘い柿です。
そして甘いだけでなく、ほのかに酸味があります。
果肉は柔らかく、ジューシーです。
大きいので種のところのゼリー質を存分に楽しめます。
皮はそれほど固くないので、そのままかぶりつくのO.K.
これは圧巻!今年買った富有の1.7倍の重さです。
こぼれ話
岐阜の富士柿
岐阜県には「飛騨富士柿」という、同じ名前の柿があります。
同じ渋柿だけど一ヶ月ほど早く出回って、形が角ばっていて、サイズも小さいです。
干し柿として売られていることが多いようです。
まだ生の実物を手にしたことはないのですが、機会があればぜひ見てみたい柿です。
蜂屋柿
富士柿は蜂屋柿の枝変わりで、大玉になります。
岐阜県の「蜂屋柿」は、山梨県では「甲州百目」と呼ばれてどちらも同じ柿です。
富士柿はもっぱらと言っていいほど、合わせ柿として売られていますが、蜂屋柿は“あんぽ柿(干し柿の一種)”としてよく売っています。
大きめで柔らかくて、食べごたえがあります。
こちらもオススメなので、もし見かけたら是非手に取ってみてください。
三社柿は富山の希少な柿で、こちらも多くはあんぽ柿や普通の干し柿として出回っています。
まとめ
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- スーパーでもよく出回っている柿のひとつ
- とても大きくて、お山のようなとんがった形が特徴。
- 基本種がなく、種が入っている場合、とくに糖度が高くておいしい。
- 甘いだけでなく、ほのかに酸味があります。
- 果肉は柔らかく、ジューシー。
- 富士柿のもとになった「蜂屋柿」は、あんぽ柿(干し柿の一種)として有名。