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じつは秋姫…!?峰満イエロー
プロフィール
分類 | プラム |
旬 | 9月下旬~10月中旬 |
主な生産地 | 山形 |
重さ | 100g~200g |
交配など | 秋姫の枝変わり |
食味・特徴
「ほうまんイエロー」と読みます。
近年青果店などで見るようになった、秋姫の枝変わりを育成したプラムです。
ときにご贈答品として用いられます。
ひとつひとつ袋がけして、大切に育てた希少な果実なのです。
外皮は熟すと桃の香りが微かに立ってきます。
中も桃の香りです。
触って弾力が感じられる、ほどよく熟した状態だと、果肉はしっかりしています。
甘味と酸味のバランスが絶妙で、独特の旨味があります。
触るとプニプニな完熟になると、より桃の香りは増します。
とてもジューシーで、とろけるような舌ざわり。
酸味が抜けて、甘さ際立つプラムへと変貌を遂げています。
皮には少し酸味は残るけど、旨味が深いので、苦手でなければ是非食べてみることをオススメします!
秋姫プラムや峰満イエローは、ケルシーみたいに種のところに空洞ができていることが、ときどきあります。
虫食いや傷みではないので、ご安心を。
こぼれ話
秋姫の色
8年前に撮った秋姫プラムの写真がありました。
右は正統派な秋姫です。
左はかわった色をしています。
形や肌の模様・質感は同じなので、秋姫で正しいと思いますが、一瞬「太陽プラム?」と思ってしまいました。
エンジ色というか濃い朱色系の秋姫は、見ることがあります。
だけどここまで紫が強いのは…どうでしょう。
8年前どうやってこの果実を入手したのか、ふたつを並べて撮った意図は何か。
この写真しか記録が残ってないので、真相は不明のままです。
当時もうちょっと、調べたりメモったりしてればよかったな…と、ちょっと後悔しました。
これは極端な例として、秋姫は多少カラーバリエーションがあるけど、峰満イエローはすべて黄色だよ。
まとめ
check
- 青果店で見かけることがある。
- ひとつひとつ袋がけして大切に育てた希少な果実。
- 熟すと桃の香りが立ってくる。
- 触ると弾力が感じられるくらいの熟度だと、果肉はしっかりしている。
- 甘味と酸味のバランスが絶妙で、独特の旨味がある。
- 完熟すると酸味が抜けて甘さが際立ち、ジューシーでとろけるような舌触りになる。
- 皮は完熟しても酸味は残るけど、旨味が深い。
- 種の近くの空洞は標準装備で、不良品ではない。
参考
「日本すもも」(鈴木秀峰園)(http://www17.plala.or.jp/shuhouen/syu700.htm) を参照しました。