この世にひとつ!ジュエリーコーン
プロフィール
別名 | グラスジェムコーン、レインボーコーン |
旬 | 7月~10月 |
原産地 | アメリカ |
分類 | とうもろこし |
食味・特徴
ファーマーズマーケットで購入しました。
アメリカのカール・バーンズさんによって、アメリカにもともとあった品種をかけあわせることによって作られた、カラフルなとうもろこしです。
同じ株でも、全部違う色の穂ができるんだよ。
実が成熟してから粒が色づくので、葉が枯れてから収穫されます。
フリントコーン(硬粒種)に属するので、主にポップコーンに使われます。
とても良い香りをもち、原産地では挽いて様々な料理に使われるようです。
茹でた場合、食感は豆っぽくて、とくに皮が固いです。
ふつうのトウモロコシのようにかぶりつくのには向かず、一粒ずつ味わうような感じです。
スズメになったような気になります。
しかし皮には弾力があって、噛むほどに旨味が染み出します。
味は良く、風味豊かでおいしいです。
これのヤングコーンはどんな味でしょう。
なかなか興味深い野菜です。
こぼれ話
植えてみた。
売り手さんは…
その干した種をプランターに植えると、また生えてきて収穫できるよ。
…植えるんですか!?
食べる気満々だったので、とても驚きました。。
だけどせっかくなので、二週間干してアドバイスどおり植えてみました。
ジュエリーコーンは水と日光が大好きです。
十分水があれば、かなり高い確率で発芽します。
日光があれば、発芽した後どんどん大きくなります。
乾燥させた粒
さて購入した穂ですが、当初は少ししっとりしていたのが、一ヶ月も干すとカラカラに乾きます。
剥がすのが少し難しかった粒も、簡単に取れるようになりました。
取った粒は、ポップコーンにしてみました。
ポップしなかった粒も、炒り豆(コーン?)として食べられます。
とくに焼きたてはサクサクして、とてもおいしいです。
まとめ
- アメリカ生まれのカラフルな品種。
- 同じ色の穂は存在せず、すべてがオンリーワン。
- 葉が枯れてから収穫される。
- 茹でた場合、食感は豆っぽくて皮が固い。
- かぶりつくのには向かない。
- 味は良く、風味豊かでおいしい。
- 粒を乾燥させて植えると育つ。
- ポップコーンが作れる。
参考
「Glass Gem Corn」(Native Seeds/SEARCH)(https://www.nativeseeds.org/pages/glass-gem-corn) を参照しました。