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モロオレンジ
プロフィール
分類 | 柑橘 |
旬 | 3月 |
原産地 | 地中海沿岸 |
交配など | サンギネロ モスカート種から発生 |
食味・特徴
ブラッドオレンジと呼ばれる、果皮や果肉に赤みのあるオレンジの仲間です。日本では「モロ」と「タロッコ」が多く出回っています。いずれも輸入・国産どちらも流通します。
モロはタロッコより早く、3月に多く見られます。近年はスーパーにも入荷されて、手に入れやすくなりました。
果皮は独特なオレンジっぽい香りです。
房は外皮によくくっついていて、剥がすのがちょっと難しいです。
果汁はオレンジに似つつ個性的なとても良い香りがします。
果汁は多くなく、食べる部分はつぶつぶ感があります。
味は酸味のほうが際立ちますが、刺激はマイルドです。
房の皮や果皮の白い部分に苦味はほぼなく、むしろ薄く甘味があります。
種なしだけど、種の名残のような粒が少し入っていることもあります。
スーパーでは100g前後の小玉サイズが いくつかまとてめ売っていることが多いです。
今回購入したものはとてもきれいだけど、外皮はやや黒みを帯びた赤色で、色ムラがあることが多いです。
そのせいか、なかなか手に取るのをためらわれるようです。
いい香りで おいしいのに、見た目があまり良くないから…
そう言ってスタッフは、カットして断面が見えるようにしたサンプルを作っていました。
青果スタッフの間でもおいしいと評判のモロオレンジ。
3月の短い期間しか出回らないレア品種なので、もし見かけたら 是非すぐに買ってみていただきたいです。
タロッコに比べて、モロは少し期間が短いよ。
まとめ
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- 3月に多く出回る、果皮と果肉が赤みを帯びたオレンジ。
- 「ブラッドオレンジ」の中でもメジャーな品種。
- 果皮は独特なオレンジ系の、果汁はオレンジっぽくもやや個性的な良い香り。
- 果汁は多くなく、食べる部分はつぶつぶ感がある。
- マイルドな酸味が際立つ。
- 外皮はやや黒みを帯びた赤色で、色ムラがあることが多い。
- 実際食べた人には好評。