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のらぼう菜
プロフィール
旬 | 3月~4月 |
原産地 | ヨーロッパ |
主な生産地 | 神奈川 |
分類 | アブラナ科 |
食味・特徴
漢字で「野良坊菜」と表記します。
日本全国で栽培されていますが、神奈川県が最も有名な産地です。
品種改良が活発で、今後も注目の野菜のひとつです。
露地物ののらぼう菜は3月~4月が旬です。
同時期にかき菜が出回ります。
かき菜とのらぼう菜はどちらも同じ関東のアブラナ科野です。
かき菜は在来種なのに対し、のらぼう菜はセイヨウアブラナの仲間になります。
いつ日本に来たかは定かでないけど、江戸時代にはすでに栽培されていたようです。
東京にはかき菜もそれほど多くないのですが、のらぼう菜はそれよりさらに少なく、2022年11月に初めてスーパーで見つけました。
かき菜同様、露地物の旬は春だけどハウス栽培では晩秋から収穫されます。
そして本来の旬より早めに出回る傾向があるようです。
カットすると、かなりワイルドな草の香りがします。
さらに加熱調理をするとアブラナ科特有の、少しツンとした大根に似た香りが立ちます。
そう表現すると癖が強そうに見えますが、小松菜より風味は丸く、味は柔らかくて穏やかです。
うっすら苦味もあるけど、どちらかというと甘味を強く感じます。
食感は大根の葉のように、細い茎でも わりとスジが固いです。
調理する際は、短めにカットしたほうが良さそうです。
まとめ
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- セイヨウアブラナの仲間で、神奈川県の伝統野菜のひとつ。
- 東京では出回る量が少なく、今はまだレア野菜。
- 品種改良が活発で、注目すべき野菜のひとつ。
- 強い野草の香りで、加熱すると少しツンとした大根に似た香りが立つ。
- 小松菜より風味は丸く、味は柔らかくて穏やか。
- うっすら苦味もあるけど、どちらかというと甘味を強く感じる。
- 細い茎でも わりとスジが固い。
参考
「のらぼう菜の おひたし|うちの郷土料理」(農林水産省)(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/35_15_kanagawa.html)
「のらぼう」(お野菜Who’sWho)(https://noguchiseed.com/yasai/norabou.html)