のらぼう菜

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のらぼう菜

2022年11月05日撮影

プロフィール

3月~4月
原産地ヨーロッパ
主な生産地神奈川
分類アブラナ科

食味・特徴

漢字で「野良坊菜」と表記します。
日本全国で栽培されていますが、神奈川県が最も有名な産地です。
品種改良が活発で、今後も注目の野菜のひとつです。

露地物ののらぼう菜は3月~4月が旬です。
同時期にかき菜が出回ります。

かき菜とのらぼう菜はどちらも同じ関東のアブラナ科野です。
かき菜は在来種なのに対し、のらぼう菜はセイヨウアブラナの仲間になります。
いつ日本に来たかは定かでないけど、江戸時代にはすでに栽培されていたようです。

東京にはかき菜もそれほど多くないのですが、のらぼう菜はそれよりさらに少なく、2022年11月に初めてスーパーで見つけました。

かき菜同様、露地物の旬は春だけどハウス栽培では晩秋から収穫されます。
そして本来の旬より早めに出回る傾向があるようです。

カットすると、かなりワイルドな草の香りがします。
さらに加熱調理をするとアブラナ科特有の、少しツンとした大根に似た香りが立ちます。

そう表現すると癖が強そうに見えますが、小松菜より風味は丸く、味は柔らかくて穏やかです。
うっすら苦味もあるけど、どちらかというと甘味を強く感じます。

食感は大根の葉のように、細い茎でも わりとスジが固いです。
調理する際は、短めにカットしたほうが良さそうです。

一株
葉表
葉裏

まとめ

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  • セイヨウアブラナの仲間で、神奈川県の伝統野菜のひとつ。
  • 東京では出回る量が少なく、今はまだレア野菜。
  • 品種改良が活発で、注目すべき野菜のひとつ。
  • 強い野草の香りで、加熱すると少しツンとした大根に似た香りが立つ。
  • 小松菜より風味は丸く、味は柔らかくて穏やか。
  • うっすら苦味もあるけど、どちらかというと甘味を強く感じる。
  • 細い茎でも わりとスジが固い。

参考

「のらぼう菜の おひたし|うちの郷土料理」(農林水産省)(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/35_15_kanagawa.html)

「のらぼう」(お野菜Who’sWho)(https://noguchiseed.com/yasai/norabou.html)

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