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日本ほうれん草

プロフィール
別名 | 日本ホウレンソウ、ほうれん草(東洋種) |
旬 | 11月~2月 |
原産地 | 西アジア |
分類 | ヒユ科 |
食味・特徴
今回、稀に見る「日本ほうれん草」を入手できました。
現在よく売ってるほうれん草とは違い、葉っぱがギザギザしています。




今のほうれん草は根元の赤みが淡くて、全草ほぼ緑色だね。
地元では30年ほど前頃、スーパーのほうれん草は根元が鮮紅色のものが一般的でした。1990年代前半は日本ほうれん草が多かったようです。
春になると花茎が伸びてきます。花茎が成長すると葉っぱが筋ばって固くなります。日本のほうれん草は寒い時期が旬なのです。


味はふつうのほうれん草よりあっさりして、甘味もえぐ味もそれほど強くなくて、和食らしい繊細さを楽しめます。
近年スーパーで手軽に購入できるものは、日本のほうれん草と西洋ほうれん草の一代交配種(F1)がほとんどです。
このハイブリッドほうれん草は暖かい時期にも収穫できて、アクが少なく食味も良好で、とてもありがたい特徴をもっています。
ほうれん草は、葉っぱにたくさん粉がついていることがあります。子どもの頃は砂だと思っていましたが、これはシュウ酸が表面で結晶化したものです。洗ったり湯がいたりすれば簡単に落とせます。
まとめ
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- 文字どおり「日本のほうれん草」。葉っぱがギザギザしている。
- 寒い時期が旬。
- 春になると花茎が伸び、葉っぱが筋ばって固くなる。
- 味はふつうのほうれん草よりあっさりして、甘味もえぐ味もそれほど強くなく、繊細。
- 近年のほうれん草は西洋種とのハイブリッドで、暖かい時期にも収穫できて、アクが少なく食味も良好。