目次
ピンカートン
プロフィール
分類 | アボカド |
旬 | 11月~12月 |
原産地 | アメリカ |
重さ | 200g~500g |
交配 | ハス×リンコン(?) |
食味・特徴
ピンカートンはスーパーに売ってある、あのアボカドから生まれたと考えられています。
スーパーのアボカドは商品説明のPOPにもよく「ハス種」と書かれている、まるい形で黒っぽい色の果実です。
だけどそんなハスから生まれた「ピンカートン」は洋梨みたいな形で熟しても緑色のままです。
ふつうのアボカドも熟度をみるのは難しいけど、ピンカートンはさらに難しいように思いました。
手に持った感触がしっとりしてきたら食べ頃ですが、外から触ってまだちょっと固いかな…といった感じです。
ハスよりごくわずかに固めがちょうどいいようです。
中の色は黒っぽいアボカドと同じようで、黄緑~黄色です。
このたびは国産のものを買ってきました。
やっぱり輸入が多いけど、晩秋から早春にかけて、国産も目にすることがあります。
横山果樹園のひなたプリンセスには、ピンカートンの他にもいくつか品種があるようです。
日田梨や日の丸みかんみたいに、生まれ育ったところにちなんだブランドだね。
ピンカートンはハスに比べて外皮が剥がれやすいので、調理しやすいです。
香りは淡く、味もさっぱりしています。
柔らかくて濃厚なのにみずみずしく、かじると水分が心地よく広がります。
癖が少ないので、スーパーによく売っているアボカドより食べやすいように思います。
ちなみに…
アボカドはクスノキ科で唯一の青果ですが、そのわりにどの品種も香りがずいぶん弱いので、いつも不思議だなぁと思います。
まとめ
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- 親はスーパーによく売ってある黒い品種。
- 洋梨のような形で、熟しても緑色のまま。
- 手に持った感触がしっとりしてきたら食べ頃。
- ハスよりごくわずかに固めがちょうどいい。
- 香りは淡く、味もさっぱりしている。
- 柔らかくて濃厚なのにみずみずしく、かじると水分が心地よく広がる。
- スーパーによく売っているアボカドより癖が少ない。