身近な文旦!土佐文旦
プロフィール
分類 | 柑橘 |
旬 | 2月~4月(露地栽培) |
生まれ | 鹿児島 |
主な生産地 | 高知 |
重さ | 350g~600g |
食味・特徴
文旦といったらコレ!というほど、スーパーなどで手に入れやすい文旦です。
もとは鹿児島県にあったものが高知県で広まって、今では特産品になっています。
年末頃からハウス栽培のものが並びだし、2月~4月に露地栽培のものが出回ります。
500mlペットボトルの水とほぼ同じ重さです。
スーパーなどでは今回購入したものと同じ、500g弱くらいのサイズが多いように思います。
外皮はしっとりとした手触りで、柑橘らしい香りがします。
そして、厚く固いです。
房の皮もかなり厚いので、食べるときには取ります。
外皮・小袋のみならずつぶつぶの膜も相対的に厚く、プリプリ食感です。
香酸柑橘を除いて柑橘は甘さを追及したものが多い中、土佐文旦は酸味がほどよくあって、さっぱりした食味が魅力的です。
香りは はっさくによく似ているけどほのかにハーブっぽい癖があって、これがまた癖になります。
外皮は下ごしらえとして、2回くらい茹でこぼして、水にさらして苦味を抜きます。
ちょっと手間がかかるけど、ジャムや砂糖づけにすると とてもおいしいです。
ムッキーちゃん
「ムッキーちゃん」なる道具があります。
これを使うと、文旦やはっさくなどの皮が厚い柑橘を簡単に剥くことができます。
パーツがふたつに分かれて
白い部品に外皮用、オレンジ色の部品に房用
それぞれに応じた刃がついています。
外皮用の刃は、包丁のように切りすぎてしまうことがなく、ほどよい切れ目が入れられます。
そして…とくに重宝しているのが、オレンジ色の房用のほう。
サクサク剥けて、柑橘を食べるのが楽しくなります。
価格も手頃なので、柑橘好きな方には一度使ってみてほしい超便利グッズです。
まとめ
- 高知県の特産品。
- 年末頃からハウス栽培のものが並びだし、2月~4月に露地栽培のものが出回る。
- スーパーでは500g弱くらいの重さのものが多いかもしれない。
- 外皮はしっとりとした手触りで、柑橘らしい香り。
- 果汁ははっさくに似ているけどほのかにハーブっぽい癖がある香り。
- 酸味がほどよくあって、さっぱりした食味。
- 外皮はジャムや砂糖漬けにすると とてもおいしい。
参考
「文旦」(宿毛市)(https://www.city.sukumo.kochi.jp/taberu_theater/calendar/winter/5812.html)