バレンシアオレンジ

目次

バレンシアオレンジ

プロフィール

別名甘橙
分類オレンジ
5月~6月
原産地アメリカ
重さ160g~250g
主な生産地和歌山

食味・特徴

カリフォルニア原産のスイートオレンジです。日本で出回っているものはアメリカ産やオーストラリア産が多いです。

国産は和歌山県産が多く、初夏の5月~6月が いちばんの旬になります。
ファーマーズマーケットに行くと、7月も終わりの今でも素晴らしい国産果実を入手できました。

国産は防ばい剤の心配もなく、外皮をママレードなどに利用することもできるね。

種はわずかに入り、ネーブルオレンジより酸味が強いのが特徴です。
昔の100%オレンジジュースのような心地よい香りと酸味と、それらにうまく馴染む甘さです。

小袋が若干固いけど外皮からは外れやすく、スマイルカットで食べられます。また小袋は食用にせず、豊富な果汁のみ利用することもできます。

上から
下から。「ネーブル」はない。
断面。種は少しある。
今回は134g。国産だから小ぶりなのかな。

回青現象(Regreening)

まだ木にくっついている柑橘類は、気温が上昇したり光に当たったりすると 一度色づいた果実がまた青くなることがあります。このように果実が気温や光の影響で再び葉緑素を再び取り込んで緑色に戻ることを「回青現象」といいます。
色は青くなるけど中身は熟しているので、おいしく食べられます。
バレンシアオレンジは回青現象が起こりやすい果実として知られていますが、その他には河内晩柑やだいだいなどでも起こります。

まとめ

check
  • カリフォルニア原産のオレンジ。日本ではアメリカ産やオーストラリア産が多く出回っている。
  • 国産は主に和歌山県産。初夏が旬。
  • ネーブルオレンジより酸味が強い。種は少ない。
  • スマイルカットにする、あるいは果汁のみ使用するのがいい。
  • 回青現象が起こりやすく、青くても完熟のことがある。

関連記事

冬のスイートオレンジ

あわせて読みたい
ネーブルオレンジ 冬が旬!ネーブルオレンジ プロフィール 分類柑橘旬12月~3月原産地ブラジル重さ200g~250g 食味・特徴 スーパーでは定番のスイートオレンジです。国産の旬は12月~1月...

参考

「Valencia Oranges」(Specialty Produce)(https://specialtyproduce.com/produce/Valencia_Oranges_6165.php)

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次