ケルシー

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歴史ある国際プラム!ケルシー

プロフィール

分類プラム
8月下旬~9月中旬
原産地中国
主な生産地山梨
重さ140g~200g

食味・特徴

きれいな緑色としずく形が特徴的な果実です。
熟したら少し黄色くなり、ときに少し赤くなる場合もあるみたいですが、やっぱり緑が残ります。

○ 全体像

9月18日

トップの写真は9月9日…購入当日の写真。
それと比べて、ちょっとだけ色づきました。

○ 上から見たところ。

9月9日
9月18日

○ 下から見たところ。

9月9日
9月18日

…それほど大きな変化はないかな。
触ったら弾力が出てきているのがわかります。

酸味がまろやかですっきりした甘さ
熟したら皮のほうも酸味は弱くなるので、丸ごと食べられます
そして、とてもジューシー

香りは全体的に淡く、癖がなくてとても食べやすいです。

手に届く所に置いていたら、すぐになくなっちゃう…

そして、ケルシーの特徴のひとつ…

種の周りに大きな空洞。

空洞は虫くいや傷みではなく、通常の現象です。
他のプラムも空洞があることが多いですが、ケルシーはとくに顕著です。

固いところはさすがに避けますが、この空洞の少し乾いた食感も、悪くないです。

今回のは約180g。プラムの中では大きい。

こぼれ話

ケルシーの来歴

1000年くらい前…

ケルシーのもととなるプラムが、中国の中央から日本に来ました。

1500年代

ポルトガルの宣教師が、ヨーロッパではまだ知られていない「プラム」を、日本から持って帰りました。
だけどこのときは、あまり広まりませんでした。

1800年代

鎖国が終わって、アメリカの植物学者ケルシーさんが「プラム」を日本から持ち帰りました。
そしてその種を、農産物の品種改良を行っているバーバンクさんに渡しました。

数年後…

バーバンクさんによって育成され、「ケルシープラム」として知られる果実が誕生しました。

大正時代

日本は「ケルシープラム」をアメリカから逆輸入しました。

…そして、ケルシーは日本でも広まったようです。

出回るのは年に一~二週間程度で、スーパーではあまり取り扱っていないです。

もし見かけたら、是非この歴史あるプラムをその場で買ってみてください!

みつけたら、すごくラッキー☆

まとめ

check
  • しずくみたいな特徴的な形で、果皮はソルダムより明るい緑色。
  • ひじょうに淡い香り。
  • 置いておいたら黄色あるいは紅色をおびてくるけど、熟しても緑みがあるまま。
  • 触ったときの弾力も、たいせつな指標。
  • 熟したら酸味がまろやかですっきりとした甘さになる。
  • とてもジューシー。癖がなくて食べやすい。
  • 種の周りの空洞は標準装備。
  • スーパーにはあまり売ってないレアもの。

参考

「ケルシー|果物手帖」(産直プライム)(https://sanchoku-prime.com/fruits-note/plum/kelsey)

「The Kelsey Plum Tree and the Delicious Kelsey Plum」(Minneopa Orchards)(https://minnetonkaorchards.com/kelsey-plum-tree/)

以上を参照しました。

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