玉水

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玉水

プロフィール

分類
7月~8月
生まれ福岡
重さ200g~400g
交配あけみず×喜水

食味・特徴

「ぎょくすい」と読みます。福岡県オリジナルの極早生梨で、幸水よりさらに半月から一ヶ月ほど早く旬を迎えます。

今回は大玉を購入して、330gくらい。

幸水が250g~350gと大小差は少ないのですが、玉水は大きいものは400g超えから小さいものは180gほどと、かなり個体差があります。

果実の特色として香りはあまりなく、青梨寄りの硬くシャキッとした食感です。味は、酸味が少なくてとても甘いです。

8月のはじめから、こんな甘い梨食べられるの!?ってびっくりしたよ。

日保ちは幸水と同じくらいです。とくに暑い時期は、キッチンペーパーでくるんでラップして、冷蔵庫で保存します。このときヘタを下にして保存すると良いです。

近年出回りはじめたばかりで、今は「初梨」としてギフト的な存在です。スーパーにはまだないかもしれないけど、九州に得意先がある青果店では手に入ることがあります。

上から
下から
断面。したの方も幅広な安定感のある形。

玉水の系統図

梨の置き方

一般的に赤梨(幸水、豊水、玉水など)はおしりが上、青梨(二十世紀、かおり梨など)はヘタを上にして置きます。

○赤梨はおしりが上
・ ヘタから水分が抜けないように
・ 甘さが全体に回るように

じつはこれが正位置。

一方青梨は、売場に並べるときはもちろん、保存するときのポジションについても逆さまにする必要はないようです。ただし下の方が甘いのは赤梨と同じです。

もしかしたら青梨のほうが、水分が抜けにくいのかもしれません。
しおれた赤梨は何度も見たことがあるけど、山ほど青梨を取り扱う鳥取でさえ、しおれた二十世紀は一度も見たことがないのです。

まとめ

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  • 福岡オリジナルの極早生梨で、旬が幸水より半月から一ヶ月早い。
  • サイズは個体差が大きい。
  • 香りはあまりなく、青梨寄りの硬く シャキッとした食感。
  • 味は、酸味が少なくてとても甘い。
  • 日持ちは幸水と同じくらい。赤梨なのでヘタを下にして保存する。
  • 実店舗では、九州に得意先がある青果店で手に入ることがある。
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